オセロプログラミングコンテスト総評

 CHUU君にベッドを取られていたので、床にコタツ布団を敷いて睡眠。眠りは浅く10時半過ぎに起きることが出来たのだが、二度寝してしまったため、何故か11時40分に起床。
 
 大急ぎで行ってみると、既に大会は始まっていた。
 
 今年の大会は、うちの研究室から15人、他の研究室から6人の計21人の参加です。
 年々参加者数が下がっているような気がしますが……まあ、気にしない。
 
 今年の傾向としては、GUIのオセロ参加者がずいぶん増えたという印象でしょうか。主にJava Swing、MFCオセロが増えた感じがします。もっとも、見た目の良さとAIの強さは、比例しない(どころかむしろ反比例している)ところがあるのは例年通りでしたが。
 
 注目のF研優勝候補のコツジ、Pit、それからY内研のN君はシード扱いでした。シードという制度も今年初めてなのですが、21人参加で予選は1ブロック6人で対戦なので、余った名のある3人をシードに……というのも、分かる話です。
 
 個人的に印象が残っているのは、やはり見た目が明らかにオセロには見えないAOQの「ミヒャマンタクティクス」でしょうか。クオータービュー搭載で無意味に段差のあるオセロですが、これだけ見栄えに凝ったオセロは私が見てきた中では初めてでした。まあ、見栄えに凝ったオセロは(ryの法則によってAIは悲しいほど弱かったですが……。
 
 あと、無意味にログイン機能のついたPascalAJAXオセロもまあまあ面白かったとは思います。見た目が地味で目立たなかったので、相変わらず努力した分だけ報われないPascalクオリティを露呈していましたがw
 
 今回は例年より1時間遅く始まったこともありますが、5分ぎりぎりまで思考を粘るようなオセロプログラムもあり、試合が4時半を超え演習室を追い出されました。決勝戦は過去に例を見ない延長戦に突入。
 
 1手5分にはそろそろ無理があるような気がします。やはり総持ち時間で対決すべきだと思います。試合を簡略化するためにも、そろそろコンテスト用のシステムを構築すべきだと思いました。コツジとPascalあたりが協力すれば出来そうな気がします。
 
 結局優勝はコツジのオセロでした。まあ評判どおりというか、あれはやはり強い。去年も洗練した感じではありましたが、より磨きの掛かったオセロになっていたようです。後で色々聞いてみましたが、やはり色々工夫しているみたいですね。
 
 そんな感じでコンテストは幕を下ろしました。