華麗なるHHK生活2日目……日本語キーボードとの共存に成功

 一刻も早くHHKに慣れる為、今日から会社にHHKを持参して会社でも使うことにしました。
 ところが、会社ではノートPCに搭載されている日本語キーボードを使用しているのですが、キーボードを2本接続していても、Windowsの仕様上設定できるキーマップは1種類しか配置できないことが分かった。
 
 つまり、HHK英語配列になっているため、英語マッピングを設定すると自動的にノートパソコンも英語キーマッピングになってしまう。全部英語キーボードにしてしまうのも一つの手だが、そうするとHHKを忘れたときにちと困る。
 USJP Proという製品を使えば、外部に接続するキーボードのみを英語エミュレーションすることも出来るらしいが、こちらは有料らしい。
 
 USJP Pro
 http://www.trinityworks.co.jp/software/USJPPro/index.php

 仕方がないので、「窓使いの憂鬱」を使用してHHK用のキーマップを書くことにした。
 「窓使いの憂鬱」はユーザの定義したキーマップに変更し、カスタマイズできるソフトで、設定をタスクトレイから簡単に設定を切り替えることが出来るため、日本語キーマップ上で動作するHHK Pro用の配列を定義して、使用することにした。
 
 窓使いの憂鬱
 http://mayu.sourceforge.net/
 
 ちなみに設定はこんな感じ。

# 窓使いの憂鬱 - HHK Proキーバインド

include "104.mayu"

def key SlashUnderBar    =    0x73
def key BackSlashPipe    =    0x7d

key *IC- =
key A-Space          =    GraveAccent # IME変換用ショートカットkey
S-_2                 =    LeftSquareBracket
key S-_6                 =    Equal
key S-_7                 =    S-_6
key S-_8                 =    S-Apostrophe
key S-_9                 =    S-_8
key S-_0                 =    S-_9
key S-HyphenMinus        =    S-SlashUnderBar
key EqualsSign           =    S-HyphenMinus
key S-EqualsSign         =    S-Semicolon
key GraveAccent          =    S-LeftSquareBracket
key S-GraveAccent        =    S-EqualsSign
key ReverseSolidus       =    BackSlashPipe
key S-ReverseSolidus     =    S-BackSlashPipe
key LeftSquareBracket    =    RightSquareBracket
key S-LeftSquareBracket  =    S-RightSquareBracket
key RightSquareBracket   =    ReverseSolidus
key S-RightSquareBracket =    S-ReverseSolidus
key S-Semicolon          =    Apostrophe
key Apostrophe           =    S-_7
key S-Apostrophe         =    S-_2
key C-H                  =    Backspace

 半角・全角キーがなかったので、半角・全角キーに相当するキーコードをShift + Spaceに割り当て、BSキーがFn + Delキーで押しにくかったので、CTRL + HキーをBSキーに割り当てた。
 
 これで、当面の不便さは解決。十字キーは依然Fnキーとの複合だが、いずれ慣れると思うし、慣れなかったら何らかの対策を考えよう。

 しかし、この設定のためHHKを繋ぐ環境ではどの環境でも「窓使いの憂鬱」を導入しないといけなくなった罠。(変態度+1)

2008/08/09
 ちょっと更新。変換用キーをCTRL+SPACEに。IME変換中に記号の配置がおかしくなる問題を修正。
 CTRL+SPACEはインテリセンスでも使うから、どうするかは悩みどころ。