今年買ったものを振り返る
この記事は、2枚目 大阪工業大学 Advent Calendar 2023 の9日目です。
adventar.org
2000年入学(2004年情報科学部卒、2006年大学院卒業)のKirikaと申します。
大学は20年近く前に卒業した気がしますが、時々Advent Calendarに参加しています。
在学中はHxSコンピューターサークルで、5代目代表やってました。
さすがにコロナを跨いでもう残ってないとは思いますが、ハンバーガーを大量に食べるお祭りがまだ継続していたら、それは我々の代の所業です。(本当に申し訳ない…)
特に書くネタはないので、年末らしく今年1年買ったものを振り返って、簡単なレビューをしようと思います。
レギュレーション
- 2023年1月~12月までに買ったものを時系列に並べる
- 家計簿アプリの毎月の出費の中に「散財」枠があるので、そこに分類されているものを列挙
- 漫画・ゲームなどのコンテンツ系は上げるときりがないのでカット
- 1万円以下のものを含めると終わらないので、とりあえず1万円以上のものを対象
1月
CureSynth mini
価格:20400円(当時のBOOTH価格)
CureSynth MIDIというフリスクサイズのMIDI音源を買っていたようです。
作者のけしかんさんは以前からCureSynthというMIDI音源を作っていて、ニコニコ動画などで公開していたのですが、いつか販売されるのだろうか…と見守っていたら、フリスクサイズのCureSynthを出されたので、躊躇する間もなく、速攻でポチりました。とはいうものの、個人製作の少数生産の上、初回ロットは5個しか販売が行われず、告知20分後に気づいたものの初回ロットは買えず……。2次ロットの告知でようやく購入できました。
CureSynth mini届いた! 早速いじり回したいが、まずはご飯食べてから。 pic.twitter.com/y0gTrLiNYS
— Toshio Maki (@Kirika_K2) 2023年1月23日
GS音源/XG音源互換サウンドとということで、早速手元にあるMIDIを再生……、と思いきや、インターネット上からはMIDI楽曲を配っているサイトは既に殆どが現存せず、手元のバックアップとして残してあるMIDIは実家にMOディスクとして残してあるはずですが、果たして再生できるのだろうか……。
YAMAHA PACIFICA012
価格:しょぼいアンプとかチューナーとかケースとか色々セットで29200円(島村楽器価格)
ぼっち・ざ・ろっくの影響……というわけではなく(いや、でもちょっとはあるか)、以前から月末にセッションしている友達がいて、自分もギターを始めようかなと思って、購入。(ちなみに自分の本来のパートはKey)本当は仕事などで忙しく、ほとんど練習する時間は取れないので、時間が取れるようになったら買うつもりでいたのですが、時間なんていつ空くか分からないし、とりあえず買って暇なときにやるのだ!という不退転の思いでポチったのですが、蓋を開けてみるとやっぱり練習する時間があまりとれず、時々コードの練習で使われる程度という結果に。
来年から頑張る。
2月
天童木工 ブルーノ・マットソン イージーチェア3脚
値段:33万ぐらい(配送料含む)
家のインテリアで、10年ぐらいニトリの3人掛けの電動ソファーを使っていたのですが、新居に引っ越した際に角部屋の都合で壁側が全面窓ガラスになったためにテレビ・ソファの配置に制約が生まれたのと、ソファーが重すぎて、掃除をするにも、さっとレイアウトを変更するのにもコストがかかりすぎるため、代わりのソファーを買おうと思って探していたところ、大手百貨店でこのソファーを見つけて、即決衝動買い……はしなかったものの、買うチャンスをうかがってました。
普通に買うと1シート15万円、3シートで45万円ぐらいするため、さすがに手が出なかったのですが、天童木工のアウトレットで展示品価格で3シート30万で売りに出ていたため、即決。
ソファーに出す価格としてはとても破格ですが、木材以外の材質は使っておらず、とても少ない部材でソファーを構成しており、部屋のレイアウトをさっと変更するのにも、掃除でちょっと部屋の隅によけておくのにも便利で、高級感も相まって、とても所有欲を満たしてくれるプロダクトでした。今年買ったものの中では一番買ってよかったものかも。
3月
3月は2月の出費がでかいのと、その他いろいろな支払いが重なったせいか、特に大きな買い物はしてなかったようです。
まあ家族と北海道に行ったり、スキーしに北国に行ったりしているので、そっちが充実していたということで。
4月
この月も特に大きな買い物はしていない模様。GWで実家に家族で帰省していたので、あまりお金を使うこともなかったのかも。
5月
Novation Circuit Tracks
価格:忘れたけど3万ちょい
新しい機材が届いたので、明日のデモに組み込もうかと思ったが、主役を食ってしまいそうなので自重する。でも楽しい。 pic.twitter.com/X80fGlfspv
— Toshio Maki (@Kirika_K2) 2023年5月9日
なるべく最小の構成でビートメイクができることを目的として買った。
プリセットとパターンを適当に繋ぐだけでも楽しいが、本格的にやろうと思うと結構まじめに打ち込みが必要になるので、それ以上は触れてない。
Ableton Push3+Ableton Live 11 Suite
価格:258000円+26900円(Standard → Suiteへのアップデート)
この月、Ableton使いには待望のAbleton Push3が発表され、光の速さでポチった模様。
Ableton Push 3はNUCを内包するスタンドアロン版があり、PCがなくても楽曲製作ができるということもあり、普通のMIDIコントローラ版の2倍の価格がするのですが、大は小を兼ねる理論でスタンドアロン版を買いました。
Ableton Push 3にはAbleton Live 11Introが無償でついているのですが、既にAbleton Live Standardを持っていたため、サポートにSuiteへのアップデートをお願いしたところ、特別価格で提供してもらえました。
楽しい!……が触る時間があんまりないので、そこが悩み…。
ようやく設置できた。でかいし、見た目以上に重さのインパクトがある。横にあるCircuit Tracksがおもちゃのよう。 pic.twitter.com/NbtK2iHQ2a
— Toshio Maki (@Kirika_K2) 2023年5月27日
6月
GMKtec Ryzen5 ミニPC(Mem16GB、SSD512GB)
価格:37584円
Twitter上でミニPCが安いという評判があり、そんなに安いなら子供用のPCでも1台買うか、とRyzen5でメモリ16GBのミニPCを1台購入。
バリバリの3Dゲームは厳しいけど、子供が遊ぶマインクラフトぐらいならサクサク動くので、とりあえず目的は達成。
届いた。説明書からそこはかとなく漂うアレな感じ。 pic.twitter.com/L13W2cs1m0
— Toshio Maki (@Kirika_K2) 2023年6月4日
7月
SONY ZV-1M2
価格:103240円
私は時々趣味でオンライン配信をしていて、これまではNikonのZ7というカメラを使って配信をしていたのですが、広角レンズを使う関係で、非常に大きいレンズを使うため、毎回準備が大変なのと、今後は家の中だけでなく、外に機材を持っていって使用することが多くなるため、代用として使えるWebカメラを探していたのですが、候補の1つに考えていたZV-1シリーズの広角版が出るらしいということが分かり、即ポチはしなかったものの、インターネット上の使用感などを確認しつつ、これが代用になるのではないかと思い、満を持して購入。
18-50mm/F1.8-4.0という自撮り特化の画角を持ち、USB-C1本でPCと繋いでライブストリーミングができる手軽さがとても良いです。
毎月ライブ配信時には使用しています。
ただ、電池が1時間弱しか持たず、公式の紹介のように、外に持ち出してVLOCCAMとして使用するのはやや厳しいような…。ライブ配信時は常時AC電源から供給しています。
ZV-1m2の実地テストで外に持ち出して録画した映像見てるけど、相当意識して撮影しないとYouTubeコンテンツにはならないなw あと電池持たない。SDカード32GBじゃ足りなくなるかもとか心配したけど、先に電池が尽きたw
— Toshio Maki (@Kirika_K2) 2023年7月23日
Arturia MiniFreak
価格:Yahooショッピングの超Pay祭りで買ったので、実質は8万を切るぐらい
昨年10月か11月ぐらいに発表された、Arturia Microfreakの後継。
発売直後は円安の影響もあり、14万ぐらいで価格が推移していて、手が出るような価格ではなかったのですが、しばらくして落ち着いてきたのか、もしくは価格的にあまり売れなかったのか、値段的にようやく買ってもよいレベルまで落ち着いてきたのと、日本販売代理店のKORGがPigments4を無償提供する、というキャンペーンを打ったため、購入。
発売当初より大分安くなってきたから買ったんだけど、店頭で触った時よりだいぶん大きく感じるな。 pic.twitter.com/moe2TtsXch
— Toshio Maki (@Kirika_K2) 2023年8月1日
電子楽器はご覧の通り、毎月何か買ったりしていたのですが、アナログシンセサイザーはこれ以外ではNovationのCircuit Mono Stationしか持っていなかったため、本格的に触るアナログシンセとなりました。Circuit Mono Stationは鍵盤がついていなかったのですが、こっちは鍵盤があるため、より直感的に音作りができます。
My new gear… 週末不在なので仕事入る前にちょっとだけ音出し。 pic.twitter.com/nxchs10LID
— Toshio Maki (@Kirika_K2) 2023年8月4日
残念な点としては、ACアダプタ必須なのと、ちょっと機材としては大きいのでパッと取り出して、何か遊ぶということはできず、月1回押し入れから取り出されて出番を持つ、という感じになりました。そういう意味では、ちょっと前に買ったYAMAHAのReface CPの方は機能としては一回り劣りますが、電池駆動で一回り小型なので出番があるかも。
8月
Roland VR-1HD
価格:Rock on Storeのセール価格で58000円
毎月開催していたオンラインイベントをオフラインに移行させるにあたり、これまでオンラインで参加してくれていた人たちも参加できるようにハイブリッド開催にしようと思い、司会進行業と配信業をワンオペでこなすために購入。元々機材自体は以前から有名Youtuberなどが紹介していたので、知っていたものの、15万近くする機材だったため手が出なかったのですが、Rock on Storeで展示品処分の品が59800円で売りに出ていたため、購入。
VR-1HD、届いてたので朝の空き時間で触ってみたけど、操作も簡単そうなので、これなら司会進行しながらオンライン配信できそう。無理なら誰かに卓の操作お願いしよう。 pic.twitter.com/61iMm7VvbN
— Toshio Maki (@Kirika_K2) 2023年8月30日
毎月使用していますが、SONYのZV-1m2とPC、後で紹介するマイクなどを組み合わせて、月次のイベント司会進行業務を無理なくこなしてくれる優秀な相棒です。
次回の備忘を兼ねて、今日の配信で使用した機材を並べて記録しておきます。 #omotesandorb pic.twitter.com/VSbnIXvIWh
— Toshio Maki (@Kirika_K2) 2023年9月7日
9月
SHURE PGA58
価格:10000円
Hollyland Lark M1
価格: 15840円(Amazon安売り価格)
上記の配信の気づきで、オフラインイベントでハイブリッド配信をするときは、発表者用、質問者用で最低でも2本以上マイクが必要で、イベント会場に備え付けのマイクに頼るのでは、設備がない会場で辛い、ということも分かったので、イベント司会用のマイクと発表者・質問者用のマイクを購入。
SHUREのマイクは定番のダイナミックマイクですが、ワイヤレスで使えた方がいいということもあり、ワイヤレス化キットも一緒に購入。
BOSS WL-30XLR
価格:90000円(ふるさと納税)
HollylandのLark M1は無名メーカーですが、Youtubeで評判などを確認してから購入。安いということもあり、性能はめちゃくちゃいいわけでもないのですが、動作自体は良好で配信業務をしっかりサポートしてくれます。もしかするとより良い音質を求めて、RODEあたりのもっといいマイクに変える可能性はあるかも。
とってもシンプル。2chあるから、これで発表者と質問者で別音声で配信できる。 pic.twitter.com/GvRZxmpzw9
— Toshio Maki (@Kirika_K2) 2023年9月10日
オフラインイベントの配信業務も今年3回目の配信を最近終わらせて、大分安定して回せるようになってきました。
Analogue Pocket Limited Edition + Analogue Dock
価格: 62000円ぐらい(国内配送費込み)
ハイスペックレトロゲーム互換機のAnalogue Pocket。
かなり前から機会があればいつか買おうと思って見守っていたのですが、いつも予約から発送まで1年以上かかるような状態で、もう買うことはないかもな…とあきらめ気味に見ていたのですが、最近Limited Editionという形で、次々と新型を出しており、相変わらず発売開始10分程度で完売する状況ではあるものの、購入できれば2週間程度で発送されるということで、頑張って争奪戦に参加し、なんとか1台入手することができました。
海外製品の購入は極力控えようと思っていたものの、こればかりは円の値段に関係なく買わざるを得なく…$450で6万円…ちょっと高い。
手元のGBA版FF5で動作確認OK pic.twitter.com/KD6IABh9oS
— Toshio Maki (@Kirika_K2) 2023年10月15日
時々電源を入れて触ったりしていますが、何か目的があって買ったわけでもないので、まだ有効に活用はできておらず、OpenFPGAのキットをインストールしてみたり、まだまだこれからです。
UDG U9102BL/OR Ultimate バックパック
価格: 20000円ぐらい
UDGのU9102BL/OR Ultimateバックパック、Ableton PushやMPC Live2とかが収納できるって書いてたから、相当大きいとは覚悟してたけど、普段使いの14インチPCが収容できる仕事用鞄が子供サイズに見える‥。 pic.twitter.com/ZorrYS7Ob8
— Toshio Maki (@Kirika_K2) 2023年9月18日
上記のイベントや、Ableton Push 3を持ち運ぶバッグがなかったため、大型の音楽機材持ち運び用途に購入。
これまでカメラ用のバックパックに機材を入れて持ち運んでいたのですが、PC2台、配信機材、カメラ、三脚その他を全部入れるだけの収納力のあるカバンが手元になかったため、このタイミングで購入しました。
見ての通り、音楽機材の運搬に特化してることもあり、自分の所有するAbleton Push 3やMPC Live2などを楽々収容するサイズ持ち、かつ中身には衝撃吸収材がしっかりと使われていて、安心して持ち運ぶことができます。
ただ、PC複数台、配信用ビデオミキサー、カメラ、マイク、三脚を入れたカバンが、そう軽々と持ち運べるわけではなく、持ち運んだ次の日はいつも腰痛になります…。
ちなみにAbleton Push3は本家サイトのUDGでは既にAbleton Push 3用のケースが発売されており、国内販売も2024/01月に行われるらしいので、国内販売されれば、Ableton Push 3の運搬はそちらで行う予定です
10月
9月の出費が激しすぎたためか、11月のブラックフライデーまで待つつもりだったのか、あまり大きな出品はなかった模様
11月
まとめ
というわけで、今年も色々買いましたね。
最近は物価高なので、去年や一昨年に買ったものは軒並み値上がりしていて、中古で売り出しても買った時より高く売れる、みたいなことになっているので、あまり買うことには抵抗はないのですが、さすがに部屋を圧迫してきているので、定期的に機材の見直しが必要ですね。
あと、買うものを増やすと1つあたりのガジェットに割ける時間が減っていくので、来年以降は1つのガジェットに割く時間も増やしていきたいなと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。