Kernel 2.6.6 on Libretto60

 カーネルを9時間コンパイルの末、ようやく完了。
 Kernel 2.6はmake bzImageとかやる必要がなく、makeとすれば、モジュールのコンパイルまで全て全自動でやってくれるらしい。しかもgrubの設定まで自動。素晴らしい。
 ところが、なぜかmake installとすると、grubではなくliloを探しに行っている模様。私の環境ではliloはインストールされてないので、当然ここでエラーがでる。まあ、カーネルがあればいいや。思い、boot以下を見てみるがなぜかカーネル(vmlinuz)とシステムマップ(System.map)が存在しない。おかしいと思いつつ、3回ぐらいmake installを実行。そして、ようやくPlamo Linuxは/bootではなく/にカーネルをインストールしているのを思い出す。(ぉ
 で、早速リブート。いつもどおりに、


kernel (hd0,0)/vmlinuz root=/dev/hda1 ro

 と打ち込んで、カーネルを起動する。すると、不吉なメッセージがいくらか出つつも、Kernel 2.6.6と表示される。ヤター。
 
 しかし、startxとして、Xを起動したときに悲劇が起こる。何かやたら重い。右側にCPU使用率を表示させているのだが、Kernel2.4.20のときは使用率が100%じゃないほうが珍しかったLibrettoが10%しか使用していない。こ、これがKernel2.6の力か!!……じゃなくて!Pentium100MHzのマシンでCPU使用率10%だったら、遅いのは当たり前だろと。どうなってるのかと。しかも、スワップも何故かマウントしてないし。pcmcia-csがKernel依存しているから、認識してないわ、そのおかげでLANも使えないわと散々です。
 とりあえず、Kernel2.4で再起動してから対策を考えようと思い、make install時に自動的にバックアップを取ってくれたバックアップカーネルを書き戻し、再起動。
 
 …が、何故かKernel 2.6.6のまま。よくよく見てみたらvmlinuzとvmlinuz.oldのサイズが同じ。何でだろうかと冷静に原因を考えて、原因判明。
 先ほどmake installでKernelが入らなかったと思って、2,3回make installを実行したときに、

1回目:vmlinuzとSystem.map(Kernel2.4)をvmlinuz.oldとSystem.oldにリネームし、2.6カーネルのvmlinuzとSystem.mapをコピー。
2回目:vmlinuzとSystem.map(Kernel2.6)を(略)
3回目:以下同様

 
 _| ̄|○
 
 _| ̄|○
 
 _| ̄|○
 
 というわけで、Kernel2.4消滅(死
 仕方がないので、Kernel 2.6で環境を整えようと、pcmcia-csをコンパイルするも、どうやらKernel 2.6は対応していない様子。_| ̄|○
 
 オ㍗ル……_| ̄|○
 
 とりあえず、最終手段として、Plamo Linuxに初めから入っていたKernelのソースをコンパイルを利用してKernel 2.4から作り直すところから開始です。
 
 また、数時間コンパイルかよ……_| ̄|○