ICPC

 TAが終わって、昼過ぎにパーラーがやってくる。パーラーは他の研究室を第一志望にしていたものの、うちの研究室に入ることも考えていて、そのとき面接をやったときから顔見知りの間柄になっていた学生である。
 ICPC最大のネックは、英語。とりあえず問題が英語で書かれているので、英語が読めなければ話にならない。
 そこで、前回面接でTOEIC750点と書いてあったパーラーの実力を知るために、研究室で去年の問題を読ませてみて、どれぐらい読めるか試してみた。結果、大体15分ぐらいで1問読みきった模様。去年まで英語を読むためだけにチームに入ってもらっていた某Tさんほどのスピードはないが、これなら十分戦力なるだろうと判断し、チームの一員に加えることに。
 これで、ICPCは私、CHUU君、パーラーという異色トリオで参加することに。
 チーム名はfkmn(ぉ
 教授は、何の疑問も抱くことなくチーム名を入力していたが、意味分かってるのかなぁ……。