隣の研究室の研究に

 一件ツッコミを入れる。専門的な話なので詳細は控えるとして、鉄道システムを概念的にモデリングした結果に対して、プラモデルの組み立て図を発表するのは良いけど、その部品とこの部品はくっ付かないぞ的な内容を1件。発表者は、私の指摘する点をきちんと受け取ってくれたかどうかは謎として、時間も押しているので引き下がった。午前はコーヒーをがぶ飲みし、うちの研究生共の発表をキリキリと胃を痛ませながら見ていたのだが、隣の研究室の発表に言いたいことを言ったら、自然と胃の痛みは治まった。
 
 きっと、ここ数日質問の出来ない研究ばかり見てて胃が痛くなったのだな。と勝手に解釈。
 
 ところで研究発表は2年のときから見ているのだが、うちの研究室と隣の研究室は面白い。ぱっと見た感じでは両方の研究室はソフトウェアに関する研究をメインとしているのだが、うちは設計〜システム試作までが研究、いわゆるモノ作り。隣は設計のみとなっている。
 
 どちらが良いのかは一概には言えないのだが、お互いの研究を合同で発表する際に、お互いの担当ゼミが相互に1,2件質問を行うのだが、うちの教授は隣の研究室に対して「それ本当に動くの?」、隣の研究室の教授はうちの研究発表に突っ込むときは「ちゃんと設計してる?」と、まるで水と油。別に嫌っているわけじゃないけど、隣の研究室と意見が合わないのももっともな気がする。
 
 とりあえず、研究室選びを考えている2回生諸君はうちと隣の研究室を比較する際には、そこらへんから判断すると分かりやすいかもしれません。(ぉ