一太郎・花子の特許権侵害について

http://www.justsystem.co.jp/msg/index.html
 まあ、あちこちで取り上げているから今更ニュースについては特に触れないとして、JustSystem本家ページによると、以下の特許に抵触しているらしい。


一太郎・花子における「ヘルプ」ボタンを押して、他の機能を押すことで説明が表示される手順において、松下電器産業は自社の所有する特許に抵触すると主張しております。

 
 それって要するにツールバー上のヘルプアイコンを押すと、マウスカーソルが?つきのポインタになって、それを別のボタンに指し示すと、ヘルプバルーンが出てくるアレですよね。特許が98年登録になってるけど、それより前にあったような気も……。
 
 JustSystemの言うように新規性のない特許として抜けられそうな気もしますね。
 
 色々回ったサイトの中には「Microsoftもやっている」という意見もありました。まあ、確かに昔は搭載していたような気もします。ところが、最近のOfficeとかには全く見当たりません。どうやら最近はやってないようですね。
 
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2005/0201/just2.htm
 問題の特許の解釈記事を発見。
 これまた特許特有の微妙な解釈だな……。まあ、それは兎も角として。


 ジャストシステムでは、「もともとWindowsの基本機能の上で提供されるものであり、今回の判決が通るようだと、全世界で利用されているソフトの標準機能を否定されることとなり、ソフトメーカーにとって許されざる事態になる。この判決が無効であると思い、真っ向から戦う」とした。

 もっともな意見なので、がんばっていただきたい。
 というか松下も儲ける所を儲けてるんだから、そんなところで噛み付かなくても良いじゃないか、と思ってみたりする。