ussiの提案書に異議を唱えてみる。

 徹夜で気分がハイになっているんで、ussiの提案書に意見してみようかと。
 まあ、徹夜明けなんで意見は半々ぐらいで受け取ってくれればいいかと。
 

  • スーパーの場合
    • 一般主婦のパソコン普及率

 ussiの考えどおり、こっちの利用者は主婦がメインです。まず一般家庭におけるパソコンの利用率なんかを考えてみましょう。具体的な数字は持ってこられませんでしたが、まだまだ絶望的な数字のはずです。うちの親なんかも、安い旅行ツアーの検索ぐらいにはインターネットを使ってますが、まだまだ怪しいものです。

    • 主婦の考え方は?

 スーパーの品物は基本的に相場制です。「いくらなら買う」という考え方よりも、「いくらだから買う」という考え方のほうが主婦には多いはずです。だから、主婦は広告全部に目を通し、安いものをまとめ買いしてると思うのですが、これはうちの親だけでしょうか?(w
 まあ、そもそも一定価格以下に商品が下がったらメールで通知するなんて機能は一つ一つの商品に対して設定してたら大変だし、必要性が無いときでも通知されたら鬱陶しい以外の何者でもないしね(w
 

  • ホテルの場合
    • 利用者は主に誰か?

 ホテル利用者は観光客かビジネスマンが主だと思うのだが、観光客ならまだしもビジネスマンなら行く日は決まってるのだから、その日の宿泊費が安かろうと、高かろうと選択の余地は無いのでは?他のホテルと比べてどうか、というのであれば現行の固定料金でも比較できますしね。逆に料金が変動しているほうが色々都合が悪いことが多いと思う。
 ちなみに観光客はツアーでいくため、ホテル単体で選んでるケースはあまり無いと思います。ツアーの場合は、ツアー会社がツアー組んだときに大量にホテルのチケットを押さえているため、その分チケット1枚の単価が安いのですよ。

  • システム全体の総評
    • 広告収入で食っていっている地域雑誌の出版社がこの手の企画に乗るのか?

 確かにこのシステムでは広告費をカットするという点では販売者側にメリットが存在するが、上記1の理由により、カットされた分の広告費に見合った宣伝効果が得られるかどうかは微妙。また、広告費メインで食っている地域雑誌の出版社がこの手の企画に金を出すとは考えにくい。金を出すことは自分の首をしめているようなもの。(w

    • 要求分析が適当

 こういうシステムはどちらかといえばソリューションに含まれる分野だから、一概に何が良くて何が悪いとはいえないわけなんだが、それにしても要求分析が適当すぎる(w
 確かに要求定義として、ussiの上げたような問題点は存在するとは思うが、解決方法がイマイチ決め手に欠けると思う。

    • 見積りが適当すぎ

 最早何も言うまい……(ぉ
 
 と、さしあたって問題点を指摘してみました。
 アイデアはユニークだとは思うのだが、動員するのが比較的大規模なんで、そんなに簡単に小回りが効かないことや、誰がどう使えばシステムが使いやすくなるのかを考えてみてはどうでしょうか。