ちえらぼ in 秋葉原

 さて、kuboboから「秋葉原にいるならちえらぼに行きなさい」との啓示があり、とりあえず、Zaurusで「ちえらぼ」が何であるか調べてみることにしました。Slashdotに情報があるようで、意外と早く見つけることが出来ました。
 
 http://www.chie-lab.jp/
 
 秋葉原のネットカフェで行う、一風変わった技術展示会のようです。18時半には「空想科学読本」の作者の柳田理科雄氏も来る模様。ちなみに時間は18時25分。場所はnecca秋葉原というネットカフェで、以前Coppa氏が利用したことがあるようでした。というか、喫茶店のすぐ側。mikkyu氏が何時仕事が終わるのか分からないのが不安でしたが、とりあえず行ってみることにしました。
 
 会場に到着すると、開始時間丁度だったのにも関わらず整理券をゲットでき、椅子に座って柳田氏のセッションを聞く事が出来ました。まあ氏のセッションは兎も角として、司会進行役をやっていた人が「Dの食卓」などを作っていたWA○Pの社長に滅茶苦茶似てました(ぉ (Coppa氏も同じように思ったらしく、後で大いに盛り上がりました)
 発表を聞いている間に、mikkyu氏の仕事が終わったらしく、necca秋葉原に誘導することにしました。発表が終わる頃に合流成功。折角なので展示しているものを見てみようかと思い、一番興味のあったプログラミング系の発表を見てみることにしました。
 

  • プログラムのステップ実行とウォッチをWeb上で表示するプログラム

 言語は独自の言語とのこと。入力インターフェースが中々面白かったかな。プログラムをテキストボックスに入力して、後はステップ実行の様子を見ていくという流れ。

  • 上記のBlogやWikiへの応用

 研究内容に重なるものも有ったのでちょっと心が動く物がありました。その話をすると発表の人とちょっと盛り上がったり。

  • 関数の差分を支援するテンプレート

 仕様を変更したい関数があるが、現在の関数は現在の関数で動かしているため、下手にいじりたくないといった場合に、元の関数のコードをタグで囲んで、その部分だけを差分表記することで、挿し変わった新しい関数にすることが出来る……というテンプレート。使いどころはちょっと疑問。

  • MMLをWebに入力して、Midiを再生させる

 内部でMML2MIDを使ってるとのこと。それなら実装はあまり難しい話じゃないかも。何の言語を使っていたのかせめて聞いておくべきだった……。「どういう場面で使うのですか?」という問いに対しては、向こうも困ってました(ぉ
 
 他もあったのですが、時間が20時前となっていたので終了。
 秋葉原のネットカフェで技術展示会をするのが斬新だ、という話をセッションの中で話していたのですが、正規の展示会に出すにはまだ研究の余地が有りといった研究が主で、そういう成長段階の研究を見にいけたのは貴重な体験であったかなと思うことにして展示会を後にしました。

 ところで、ホームページでは「NTTのエンジニアが〜」とかかれていましたが、正確にはNTTグループのどこかの会社らしい。どこかは教えてくれませんでしたが。(名刺も会社名とかの入っていない、展示会専用の名刺でした。)